
少しだけ妖しい感じの短編が九編入った小説で、前半の七編が「坂」、後半の二編はそれとは直接関係ないものでした。
著者と3歳位しか違わない私が最後の二編を読んで勝手に思ったことがあります。
ここ数年、自分の中で「老い」というものを心身ともに認識する事、せざるを得ない事が増えてきました。
著者もなにがしかの「老い」に直面し、人生の幕を引く「往生」について考えることがあるのかな、と。
私も漠然とながら「死」というものを考える機会が増えました。
四十路に入る頃はそんな事など微塵も考えなかったのですが、五十路ともなれば已む無し、ということでしょうか(^^;)